先日、2泊3日で釧路に行ってきました。
帰る前に、いつも行っていたスーパーへ。このあと4時間の移動時間があるというのに、ごく普通の食材の買い物をするために立ち寄ったのです。そしたらなんといちごの特売が!宮城県産の『もういっこ』。
1パック298円(税別)!!
ジャムにはぴったりな小粒サイズ。うれしくなって、4パックも購入してきました(笑)。大きなクーラーボックスを持っていってよかったです。
いちごジャム、わが家の作り方
去年の初夏に作って以来、ひさびさのいちごジャム作り。
わが家では、お手頃な小粒のいちごを粒のままジャムにしています。
- いちごのヘタを指でつまんでとったら、ヘタの根元の硬い部分を包丁のあごの部分でじゃがいもの芽をとるようにして取りのぞきます。10個位ずつやるとやりやすいです。
- はかりの上にボウルをのせて風袋を引いてゼロ表示にしたところに、1のいちごをどんどん入れていきます。
- いちごのヘタを全部とりおわったら、いちごの重さを確認します。
- 3の重さの50%位を目安にグラニュー糖を上から振りかけて、軽く混ぜ合わせ、一晩おきます。
- 翌朝、いちごのシロップが出ているのを確認したら、鍋に移します。
- レモン汁をお好みで加えてひと混ぜし、吹きこぼれないように中火で煮ます。ときどきかき混ぜます。いちごのきれいな形をつぶさないように注意します。
- 20分程煮たら、熱いうちに熱湯消毒しておいたビンに移してフタをしっかり閉めて、さかさまに置いて冷めるのを待ちます。ビンを持つ方の手にはゴム手袋をしておくと安心です。ビン越しでもかなり熱くなります。
鍋のそばをはなれないこと
朝、シロップの出ているいちご。キラキラです。
いちご4パック、ヘタをとってちょうど1kgありました。ヘタをとりながら、何粒か食べました(笑)。
鍋に移して煮ていきます。
火が強いと吹きこぼれることがあるので、他のことをしながらも目を離さずに見ています。吹きこぼれてしまうと、美味しいところが流れ出てジャムが少なくなってしまいます。ベタベタのお掃除も大変なので、ここはガマンでそばについています。
この薄ピンク色の泡は、アクとりですくって、小さなボウルに移しておきます。自家用なので、ザックリ取れればいいことにしています(笑)。
ビンにつめおわって、冷ましているの図。取りきれていない泡が見えています。おすそわけするときは、もっと丁寧に泡をとった方が見栄えがいいですね。
粒がそのまま残るので、見た目もかわいらしく食べごたえもあります。ひと粒味見してみましたが、キュンとする甘酸っぱさです。
いちご風味のホットミルク
できあがったいちごジャムをビンに全部移し終わったら、煮ていた鍋に牛乳をコップ1杯弱くらい入れて、鍋のフチをゴムベラでこそぎ落とします。
沸騰する前に火を止めて、先ほどよけておいたいちごの泡のボウルに注ぎ入れます。
混ぜたら、即席いちご風味のホットミルクのできあがり。いちごジャムを作った人の特権です(笑)。
何より、いちごジャムを作った日は、1日部屋がいちごジャムのあま~い匂いでしあわせな気分になります。
自家製いちごジャムは、トーストにのせても美味しいですし、ヨーグルトや紅茶に入れても。バニラアイスクリームに添えて、バルサミコ酢をたらりとかけると大人のお味です。
実家や妹にあげてしまうので、すぐなくなってしまうのですが、自家製いちごジャムはわが家の春夏のお楽しみです。まー、なくなったらまた作ればいいですね。
というわけで、わが家では、小分け用のガラスビンのストックも欠かせないのです。転勤族なのに物が減らせないのは、そんな理由もあるのです(笑)。
※風袋を引ける『はかり』が1台あるととても便利です。MAX 2kgまでのものも多いですが、鍋やフライパンなど重めの物をのせてはかると、2kgを超えてしまうこともしばしば。3kgまではかれるものがオススメです。防水タイプもあります。